荷を下ろしたその先に

ずっと背負い続けてきた荷を下ろした時に見える世界

本当に欲しかったもの

こんにちは ななこです。

 

前回の更新からずっと自分に気づくことをしていました。

 

インナーチャイルドの癒しとか正直まだよくわからないし、自愛が出来ているのかどうかもわかりません。

 

が、

 

ひたすら自分の気持ちに気づき

もやもやしてても

落ち込んでも

責めないで受け容れることだけやっていました。

 

それでも

 

生活にも心にも特に何の変化もなく

やっぱりこのまま変わらないのかなぁなんて思いながら、

それでも自愛だけは続けようと思いました。

 

 

そうしたら、今朝。

目が覚めてすぐに

 

「一番になりたかった」

 

という言葉が浮かびました。

 

声が聞こえたわけではなく

ただふと思いついた、という感じ。

 

それで、あ!

と思いました。

 

そうだ、私、ずっと一番になりたかったんだと。

 

 

私には兄が1人いるのですが、

子供の頃の兄の口癖が「ボクが先!」

 

例えばおやつを食べるのも何をするのも兄が先、私は後。

 

物心つく頃には

「お兄ちゃんが先ね」

と私が言っていたと母から聞いたことがありました。

 

兄が先なのが当たり前。

何の疑問もなくそう思っていました。

 

 

母は私より兄を可愛がっていて、いつも兄優先。

兄にとても優しかったので、私は羨ましかったのを覚えています。

 

母は自分が兄を優先しているのを自覚していて

 

「ななこもお兄ちゃんみたいに扱って欲しいんでしょ( ˘ω˘ )」

 

と、ちょっと意地悪そうな言い方をされた事もありました。

 

ああ、お母さんは自覚してるんだ。

私よりお兄ちゃんをひいきしてること。

わかってやってるんだ。。

と凄く傷ついたのを覚えています。

 

 

またある時のこと。

 

2人いる年下の従姉妹と私の3人に父がお花の髪飾りを買ってきたことがありました。

 

その3つを並べると

従姉妹達はすぐに自分の好きな髪飾りを取りました。

 

そして残ったのが私の分。

 

それは3つのうちで一番大きくて大好きなピンク色の私好みの物でした。

 

でも私は「嫌だ!」と泣き叫びました。

どうして私が最後なの!?

私だって選びたかったのに!!

 

どんなに好みの髪飾りでも残り物は嫌だったのでした。

 

でも上手に自分の気持ちが言えず

ただ泣き喚いてしまったのですが。。

 

それでもあの頃はまだ「嫌だ!」と言えたんですね。

 

 

それがだんだん歳を重ねるにつれ

自分の気持ちに蓋をする様になり、

自分が何が好きで何が嫌なのかさえわからなくなっていました。

 

なので、今回

「一番になりたかった」

という声を聴いて驚いたのです。

そんな事を思っていたなんて。

 

なんていじらしいのだろうと思いました。

 

私が求めていたのは

褒められることでも

認められることでもなく

ただ「一番になりたかった」

 

すなわち

 

一番大切に扱って欲しい

 

それが私の願いだったのです。

 

だから

結婚もしたかったんだと思います。

結婚したら大好きな人の一番になれるから。

結婚するということは

私が一番だよ、と選ばれる事だから。

 

 

でもそんな一番になりたい気持ちを無視してきたのはこの私。

 

ずっと無視され続けたこの気持ちを

私の中の小さな私はやっと伝えてくれたのですね。

 

自愛する中で

 

「私が本当に望んでいることは何?」

 

と度々聞いていたのですが

その答えをくれたんですね。

 

やっと少しだけ私のことを信じ始めてくれたのかもしれません。

 

1番になりたい

 

今までずっと叶えられなかった望みを

これから叶えていこう。

 

誰よりもなによりも私を一番大切にしよう。

心からそう思いました。

 

これからも自愛を続けます。

少しでも自分からの信頼を取り戻せるように。。

 

 

 

今日も読んでいただきありがとうございました。